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ブログ記事一覧を作成する

リンクしたいブログ記事がいくつかできたので、そのリストを自動的に作成するようブログページを設定しましょう!

ここで学ぶことは…

  • Astro.glob()を使ってすべての投稿のデータに一度にアクセスする
  • 動的に生成された記事のリストをブログページに表示する
  • リストの各項目に<BlogPost />コンポーネントを使用するようリファクタリングする

記事のリストを動的に表示する

  1. 以下のコードをblog.astroに追加して、すべてのMarkdownファイルに関する情報を取得します。Astro.glob()は、各ブログ記事に対応するオブジェクトの配列を返します。
src/pages/blog.astro
---
import BaseLayout from '../layouts/BaseLayout.astro'
const allPosts = await Astro.glob('../pages/posts/*.md');
const pageTitle = "私のAstro学習ブログ";
---
<BaseLayout pageTitle={pageTitle}>
<p>ここには、私がAstroを学んでいく旅の様子を投稿します。</p>
<ul>
<li><a href="/posts/post-1/">Post 1</a></li>
<li><a href="/posts/post-2/">Post 2</a></li>
<li><a href="/posts/post-3/">Post 3</a></li>
</ul>
</BaseLayout>
  1. 記事のタイトルとURLを使用して記事のリストを動的に生成するには、個々の<li>タグを次のAstroコードに置き換えます。

    src/pages/blog.astro
    ---
    import BaseLayout from '../layouts/BaseLayout.astro'
    const allPosts = await Astro.glob('../pages/posts/*.md');
    const pageTitle = "私のAstro学習ブログ";
    ---
    <BaseLayout pageTitle={pageTitle}>
    <p>ここには、私がAstroを学んでいく旅の様子を投稿します。</p>
    <ul>
    <li><a href="/posts/post-1/">Post 1</a></li>
    <li><a href="/posts/post-2/">Post 2</a></li>
    <li><a href="/posts/post-3/">Post 3</a></li>
    {allPosts.map((post) => <li><a href={post.url}>{post.frontmatter.title}</a></li>)}
    </ul>
    </BaseLayout>

    Astro.glob()によって返される配列をマップすることで、ブログ記事のリスト全体が動的に生成されるようになりました。

  2. src/pages/posts/に新しくpost-4.mdファイルを作成し、Markdownコンテンツを追加して新しいブログ記事を追加します。以下で使用されているフロントマターのプロパティを少なくとも含めるようにしてください。

---
layout: ../../layouts/MarkdownPostLayout.astro
title: 私の4番目のブログ記事
author: Astro学習者
description: "この記事単独で表示されます!"
image:
url: "https://docs.astro.build/default-og-image.png"
alt: "惑星と星のイラストの中に「astro」という単語があります。"
pubDate: 2022-08-08
tags: ["astro", "成功"]
---
記事のリストを作成するために`Astro.glob()`がすべての記事データのリストを返しているので、この記事は他のブログ記事と一緒に表示されるはずです。
  1. ブラウザのプレビューでhttp://localhost:4321/blogのブログページに再度アクセスし、新しいブログ記事を含む4つの項目のリストへと更新されているのを確認してください。

チャレンジ: ブログポストコンポーネントを作成する

以下のコードによりブログ記事のリストが生成されるよう、必要な変更をAstroプロジェクトに加えてみましょう。

src/pages/blog.astro
<ul>
{allPosts.map((post) => <li><a href={post.url}>{post.frontmatter.title}</a></li>)}
{allPosts.map((post) => <BlogPost url={post.url} title={post.frontmatter.title} />)}
</ul>
手順を表示
  1. src/components/に新しいコンポーネントを作成します。

    ファイル名を表示
    BlogPost.astro
  2. Astro.propsとしてtitleurlを受け取ることができるよう、コンポーネントにコードを記述します。

    コードを表示
    src/components/BlogPost.astro
    ---
    const { title, url } = Astro.props;
    ---
  3. ブログ記事のリストの各項目を作成するために必要なテンプレートを追加します。

    コードを表示
    src/components/BlogPost.astro
    <li><a href={url}>{title}</a></li>
  4. ブログページに新しいコンポーネントをインポートします。

    コードを表示
    src/pages/blog.astro
    ---
    import BaseLayout from '../layouts/BaseLayout.astro';
    import BlogPost from '../components/BlogPost.astro';
    const allPosts = await Astro.glob('../pages/posts/*.md');
    const pageTitle = "私のAstro学習ブログ";
    ---
  5. 完成したコンポーネントのコードを確認します。

    コードを表示
    src/components/BlogPost.astro
    ---
    const { title, url } = Astro.props
    ---
    <li><a href={url}>{title}</a></li>
    src/pages/blog.astro
    ---
    import BaseLayout from '../layouts/BaseLayout.astro';
    import BlogPost from '../components/BlogPost.astro';
    const allPosts = await Astro.glob('../pages/posts/*.md');
    const pageTitle = "私のAstro学習ブログ"
    ---
    <BaseLayout pageTitle={pageTitle}>
    <p>ここには、私がAstroを学んでいく旅の様子を投稿します。</p>
    <ul>
    {allPosts.map((post) => <BlogPost url={post.url} title={post.frontmatter.title} />)}
    </ul>
    </BaseLayout>

確認テスト

Astroコンポーネントに以下のコードが含まれているとします。

---
const myPosts = await Astro.glob('../pages/posts/*.md');
---

以下の選択肢の中から、指定された要素を表わすコードを選択してください。

  1. 3番目のブログ記事のタイトル。

  2. 最初のブログ記事のURLへのリンク。

  3. 各記事の最終更新日を表示するコンポーネント。

チェックリスト

参考